ゴーダワールド

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印パの激戦区カシミールで 「GODA WELCOME!」 と歓迎される

飛行機の中で初めて見た航空券に書かれた文字 kashimir

kashi-1.jpg

デリーを飛び立ったところ


行き先はどうやらスリナガルのカシミール。
当然その時はどんな場所なのか全く知りませんでした。
妹尾河童氏の「河童の覗いたインド」に載っていたような気がするなあ。という感想でしょうか。
それよりも、ヒマラヤに行けることと、何だかあてもない旅に出てる自分に酔ってました。

インドの国内線は日本から出ている国際線エア・インディアよりもずっと綺麗でハイテクノロジーな雰囲気が漂ってました。
スチュワーデスもサリーなんか誰も着ていないし、カッコいいブルーの制服でした。
それをみてぼくは「ああ、やはり国際線はあくまで観光用、客引き、イメージ戦略なんだなあ。差し詰め、日本なら和装、着物、髪型だって上げて結ってる感じかなあ。」と思いました。


ハイテクな飛行機ですが、ジャンボ機なのに搭乗者は僕を入れて5人。
ぼくを除いたあとの4人は、とにかく眼光が鋭い。そして真冬の格好(うす汚い茶色いポンチョ)でした。
オレンジ色のジャンパーを着たぼくはあきらかに場違いな印象でした。

kashi-2.jpg

ヒマラヤ上空の写真

カシミールまで1時間ほどのフライトでした。
ぼくはコーヒーを3杯ももらいました。

空港に降り立ったとき、ぼくはすべてを悟りました。

『ここは僕のような日本人が来てはいけない場所だったんだ。』

まるで入国検査のような厳しい検査。
機関銃を持った軍人たちがずらっと並んで威圧しています。
そしてその誰もが明らかに異質なオレンジで目立つ僕を不信に思っていたようです。

「あいつ何者だ? どこから来た? 何しに来たんだ?」

ぼくは無視して必要書類を書く事に専念してました。
そこに書かれた職業欄にカメラマンと書いてるのを見て、またもや引き止められました。

「カメラマン?何しに来た?お前観光ビザじゃねえか!」

ぼくのナップサックを隈なく検査していました。

「日本人で観光で来た。カメラはこれだけ(オリンパスのPEN)。仕事ではない。仕事のカメラは持ってきていない。」

横柄な態度でパスポートを返されて「行け」と顎で合図されました。

そして、ゲートを抜けた後もずっと僕のあとをつけてくる銃を持った軍人から逃れようと足を速めました。
向こうの方で「 GODA WELCOME ! 」と書かれた紙を持った人間がいたのでそちらに急いで走りました。

その人達がデリーで紹介されたムスリムの知人だということを確認すると、彼らは「急ごう!行こう!」
といって一緒に走り出しました。そしてそのうちの1人が残って、「こいつは日本人だぞ!観光に来てるだけだ!何も怪しくない!」と軍人に叫んでました。

その走っている時に、ひとりの乞食がぼくによってきてこう言ったのです。

『 ジャパニーズ。あんた何しに来た?こんなところに来てはいけない。はやく国に帰りなさい。』と。


ぼくは車に乗せられて一息ついたあと、どういうことなのか説明してくれと言いました。
彼らは誰も口を開きませんでした。

しばらくして1人が「 残念ながら今は情勢が良くない。だけれどお前は大丈夫。誰もお前を攻撃したりしない。日本人だから。 ただ、軍人がいる場所は行くな。仕方なくその場所を通る時は伏せてるか、じっとしてろ。
それ以外の場所は全然平気さ。安全だ。それに俺たちといれば大丈夫だ。」


ぼくはその言葉を上の空で聞いていました。

先ほどの乞食の言葉があたまから離れなかったのです。





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Author:ゴーダワールド   Goda world
   
京都在住
画家
既婚
レッドブルぶどう味
コーヒーはブラック
最近はラテ

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